いろいろと勉強したもの

置きっぱなしになっているノートのような勉強の記録

PA についての雑記帳(いつまでも未完成)

最近 { \displaystyle \textsf{PA}} についてのモデル理論を勉強中のため,
雑記帳,備忘録としてここにさまざまなことをまとめておこうと思います.

厳密な議論でないものや私見を多々含みます.
かなり個人的な解釈を述べている部分もあります.
さらに,勉強した分適宜更新していくため,いつまでも完成することはないと思います.
中途半端に終わっている部分もあるかもしれません.

とにかく自分用の雑記帳なのですが,
間違い等あればご指摘いただければありがたいです.

2/3 第8章 標準系とScott集合 更新

 

範疇性定理を目指して(最終回) ~範疇性定理~

Baldwin と Lachlan は前回示した系3.7と3.8の逆,すなわち


 ”理論 { \displaystyle T}{ \displaystyle \omega}-安定で Vaught 対をもたなければ

  任意の非可算な { \displaystyle \kappa} に対して { \displaystyle \kappa}-範疇的になる”


という定理(Baldwin-Lachlan の定理)を示しました.

ここから範疇性定理が簡単に示されるので,今回は Baldwin-Lachlan の定理を

示すことを目標にしています.

そして,ついに範疇性定理が証明されます.

1月の終わりから4か月以上かかりましたが,ここで一区切りです.


範疇性定理を目指して ~識別不能集合~

今回は,識別不能集合についてまとめました.

最後に系3.7と3.8で紹介していることが重要になります.

というのも,


これらの系とその逆を示すことできれば,範疇性定理を示すことができる


からです.

やっとここまできたという感じがあります.